TBS系ドラマ枠日曜劇場が強のはなぜか?

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4月スタートのドラマの中で圧倒的高視聴率叩き出しているTBS系ドラマ「99.9-刑事専門弁護士-」。99.9%の裁判有罪率の刑事事件、残された0.1%の真実を求めて執念を燃やす型破りな弁護士・深山大翔(松本潤)ら、個性的なキャラが集結した。事件の真相に迫り、二転三転する逆転劇の末に待ち受ける真実を極上のエンターテイメント作品としてみせる。

 そもそもTBS系日曜9時枠は“日曜劇場”としてこれまでに「半沢直樹」「下町ロケット」などのヒット作を数多く輩出してきた伝統枠。この枠が強い理由とは?

 第1に、同枠のキャストが豪華で芸達者な面々が揃っていること。例えば「半沢直樹」では、主演の堺雅人を初め、片岡愛之助、北大路欣也など、主演は勿論、脇役も演技力に定評のある大物俳優が揃っている。第2に、作品の題材が会社や家族、仕事など1点に集中し、濃密でありながら共感しやすい群像劇が多いということ。そして第3に、重くなり過ぎずしっかりとエンタメ要素が盛り込まれていることが挙げられる。

 そんな枠での功労者ともいうべき俳優、香川照之が「99.9-」にも出演している。香川は、“大和田常務”役で注目された「半沢直樹」をはじめ、「ルーズヴェルト・ゲーム」「南極大陸」「新参者」などにも出演。自身も「僕はこの「日曜劇場」枠にご縁があって」と語るように、同枠での出演が多い。そして、どの作品でも強烈な個性を放ちながらも自然に物語の中に溶け込み、全体にリアリティを与える重要な役どころを演じている。
豪華な俳優陣を生かしつつ、全体のバランスをしっかり見極めて役を作れる香川。彼のような役者の活かし方を知り尽くしている日曜劇場枠だからこそ、ヒット作を作れるともいえる。


 この4月スタートのドラマではジャニーズの嵐のメンバー2人がドラマで主演している。一つが上記の松本潤主演の「99.9-刑事専門弁護士-」で、もう一つが大野智主演の「世界一難しい恋」(日本テレビ系)だが、視聴率的には「99.9-」が圧勝している。これは単に、松本と大野の人気の差ではなく、ドラマのバックヤードの差なのかもしれない。多分、主演の2人が入れ替わっていたとしても同じ結果だったかもしれない。

 ジャニーズ事務所所属のタレントの出演するドラマや映画が多いが、その視聴率や評価というものは出演するジャニーズの人気で左右されるのではなく、もっと大きく全体的なものだということ。ジャニーズ人気で視聴率が取れるほど、視聴者は甘くはない。兎角、好評も酷評も主演役者の責任が問われるが、本質はそこだけではないはず。好評を自分の人気と勘違いすると次作でコケる。今回は日曜劇場枠で松本に軍配が上がっているが、次作ではどうなるか。
 ちなみに、この日曜9時枠をめぐっては、フジテレビもこの4月からドラマ枠を復活させたが、大惨敗を期している。これには裏で、TBSが「裏に出るならこちらでは使わない」などという圧力をかけたとも噂されているが、真相は定かではない・・・。

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