NHK大河ドラマ「真田丸」に対しての「視聴者対応月次報告」の是非

Sponsored Link

 
2月23日NHKは、視聴者から寄せられた意見や要望にどう対応したのかを1か月ごとにまとめた「視聴者対応月次報告」(2016年1月分)を公式サイトに掲載した。

 1月10日にスタートした大河ドラマ「真田丸」に関しては、2月6日までの4週間に1470件の反響意見が寄せられ、そのうち好評が200件、厳しいものが423件、問い合わせが694件でその他が153件だった。

 番組の感想や問い合わせを除いた反響を内容で見ると、全体の30%以上が脚本や演出に関するもので526件にも及び、配役に関するものが177件、セリフに関してが38件、ナレーションに関してが58件だった。(件数には重複アリ)
 脚本や演出に関しては「大河ドラマにユーモアを入れるのはすごく勇気が必要」などといった好評がある一方、「動きや表情のどれも軽々しく戦国時代とはミスマッチ」「チャラチャラした演出でガッカリ」などの厳しい意見が目立つ。
 第4回で描かれた「本能寺の変」について、当時は陰暦で新月のはずなのに、満月に近い月が出ていてあり得ないというような意見が27件もあったという。

 配役に関しては、40代以下では好評が多いが、50代以上では厳しい声が逆転する。セリフに関しては、「軽すぎる」「現代語すぎる」など厳しい意見が多く、ナレーションに関しても80%以上が厳しい声だった。
 また年代別の反響の割合を見ると、50代以上では79.5%を占めており、40代では10%、30代では5.2%、20代では僅か1%と、若い世代の大河ドラマへの関心の低さが浮き彫りとなった。ただ、初回の放送中のツイート数は直近2作(2014年「軍師官兵衛」、2015年「花燃ゆ」)の3倍以上に増えている。ツイッター利用者の80%以上が10~30代で占められていたというが、電話やメールで意見する視聴者とツイートする若者はどうしても属性が違うような気も。

 NHKにこのような機能があったことを知らなかったが、これまではこの機能が活かせていなかったということだろうか。昨年の「花燃ゆ」も視聴者の声をきちんと番組に活かしていけば、もう少し何とかなったのかも。「真田丸」は初回19.9%と好スタートを切ったが、これら視聴者の意見を無視した番組作りを続ければ、数字はあっという間に落ちていく。視聴者からの意見をただ掲示するだけでなく、番組に活かせれば維持継続も可能だろうが、NHKにそれが出来れば昨年のようなことは無かっただろう。
 最近のテレビ視聴率の低下は視聴者の見たい番組と、送り手であるテレビ局が作りたい、見せたい番組との間のギャップに問題があるのでは・・・。
NHK ONLINE 視聴者対応報告

Sponsored Link

この記事を見ている人はこちらの記事も見ています。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ